【会員の施設訪問記/(株)アットホーム】訪問看護ステーション、医療法人如月会楠杜クリニック他を視察しました。

 10月15日(土)、第2回理事会の開催に先立ち、㈱アットホームの大阪府池田市の【池田ナーシングホームさくら】と隣接した敷地にある(くすの森ケアーセンター)の訪問看護ステーション、医療法人如月会楠杜クリニック他を視察しました。

 池田ナーシングホームさくらは、昨年12月にオープンした3階建てのサービス付き高齢者住宅。阪急池田駅から徒歩3分の好立地で、居室面積も18.43~20.10㎡と広めだ。バリアフリー構造の住宅で、車いすでのトイレ使用に適したドア、プライバシーと外観とのバランスを配慮した窓、各階ごとに、スタッフが配置されるなど、高齢者の安心を支える工夫が随所になされていた。

 又、看護師が設立した会社だけに、介護と医療の連携を重視し、看護師が24時間365日緊急時対応、終末期医療など医療ニーズの高い方にも対応している。圧巻は、京都市南舟市で『地球にやさしく、人にもやさしく』をモットー「に、やぎの飼育と野菜作りを中心に循環型の農業を目指す(有)るり渓やぎ農園との連携で、収穫した有機野菜や米は、池田のさくらの厨房に集められ、池田、箕面、高槻の3か所の『ナーシングホームさくら』で提供する食事に用いられています。そして、『家族ように助け合って、生きていこう』と職員の定着率の向上を目指し、社内保育室も併設されていました。
 但し、サービス付き高齢者住宅の入居者は、自由に生活サービス、介護事業者を選択できる。アットホームでは、入居者には7割程度は、自社の看護、介護、生活支援サービスを利用してもらえるように働きかけているそうだ。