2017年度 第1回理事会の報告

2017年度 第1回理事会の報告

2017年6月24日

 

 6月24日(土)15時20分から、当事業団2017年度第1回理事会が、過半数を超える理事が出席(5名の本人出席)し、東京都新宿区のパルシステム生活協同組合連合会2階の多目的ルームにて開催された。
 審議事項は、以下のとおりで、いずれも、全員異議なく、原案通り、可決承認した。
◇第1号議案:正社員、賛助社員の入社承認の件
◇第2号議案:2017年度理事会運営について

 一般報告は、当日資料に基づき、①事業団の機能強化とブロック会議の開催等の提案について②厚労省の6月21日付の介護職についての外国人の技能実習の適正な実施等を定める基準(案)の評価とパブリックコメントについて、主に議論を行った。
①については、提案を踏まえ、10月の第2回理事会までに論議を継続し、同理事会にて内容を確定することを確認した。
②については、介護職種の特性を踏まえた、日本語の講義の総時間数(240時間以上)が示されたが。現行の技能実習制度の運営基準(180時間以上)を大きく上回るものではなく、又、介護導入講習の内容と時間数も示されたが42時間以上に留まる内容で、来日した実習生が取得しなければならない日本語、介護能力のハードルの高さと比較して、講義時間数が少ないことに懸念が集中し、制度の持続性に不安を抱かせる、との厳しい指摘があった。
 いずれにせよ、制度内容が示されたことから、当事業団に参加する各法人理事長名で、パブリックコメントを提出することを確認し、16時50分に理事会を終了した。

 

以上