2019年度 第2回理事会の報告

2019年度第2回理事会の報告

 

 2019年10月19日(土)、14時50分から、当事業団2019年度第2回理事会が、京都市伏見区の社会福祉法人浩照会(介護老人保健施設 あじさいガーデン伏見で開催された。

 

 理事会に先立ち、京都大学殉准教授の安里 和晃ささんの「アジアの介護労働と外国人介護労働者」と題する記念講演も開催された。

 


 さて、知事会の審議事項は、以下の通りで、いずれも、提案通り、可決承認された。

第1号議案

 正社員、賛助社員の入社承認の件

 

第2号議案 第2期生並びこの受入れに伴う実習実施者の費用負担の件

 第2期生の日本語教育費(N3相当)を決定し、面接選考時、入国時の2回に分けた納付を確認した。又、実習生の法定手数料(2,800米ドル)の内訳を確認した。

 

第3号議案

 オールアクセスミャンマーとの日本語教育の人的能力や教育内容の向上を目的とした業務委託契約の締結の件、業務委託契約の締結を理事長に、一任することを確認した。

 

第4号議案

 担当理事の導入と特定の業務の担当理事の選任の件、担当理事の導入と2つの担当理事の選任を確認した。

 

特別報告は、以下が報告され、質疑を行った。

 

1)マンダレーの「さくら日本語学校」の関 関 浩成校長との面談と交渉の経過を踏まえ、介護留学生の受入と奨学金、「保証人」等の介護施設の支援スキームとイニシャルコストの負担、この意義とメリデメを含めた京都モデル(案)が報告された。

 学校側との継続協議、現地視察、候補者面接などを実施することを確認したが、同時に、リスク、課題について指摘を受けた。

 

2)介護人材の国際的な好循環の件

 着目する通所ディ、訪問リハの事業性への疑問、実習生に対するキャリアパスの必要性とリハビリなど修得すべき技術の教育プログラムの大切さ等の意見を頂いた。

以上