2020年度 第1回理事会の報告

2020年度 第1回理事会の報告

2020年6月20日

 

 6月20日(土) 午後2時05分、2020年度第1回理事会が、理事総数の過半数以上の理事7名全員が出席し、開催された。

 尚、本理事会は、新型コロナウイルスの解散拡大の防止の観点から、これまでと異なる運用で、パルシステム生活用同組合連合会2階第2会議室と各役員(理事・監事)の職場及び自宅をつなぐWEB会議システムを用いて実施した。

 審議事項は、以下の通りで、全議案が、いずれも全員異議なく、可決承認した。

 

第1号議案 正社員の入社承認の件

 

第2号議案 代表理事・理事長、副理事長及び専務理事の選定の件

・理事長に、金澤 剛(再任)を選任した。

 

第3号議案 役員(理事)の報酬額決定の件

 

第4号議案 2020年度の機関運営について

・新型コロナウイルスの感染状況の先行きはなお不透明だが、落ち着いた段階で、第6回臨時社員総会を開催し、役員の補充を行うことを確認した。

 

 報告事項は、書面による、2通の追加報告と意見表明が紹介され、その後、一括して質疑された。

 質疑では、初めての男性の受入や夜勤勤務の実態について報告を受け、前向きな評価があった。来期に向かって、1期生各人に寄り添った、柔軟な選択肢の提案や個人面談など、統一した対応の必要性が指摘された。

 又、コロナ感染を受けて、オンライン、リモートワークの常態化が進み、語学教育だけではなく、制度のしくみ、在り方にも変化が生じることは間違いない。パラダイムシフトを進めないとチャンスを失う、との指摘があった。

 同時に、テレビ会議やWeb会議の利用は、利便性とコスト削減の観点から導入が望ましい。利用スタイル、タイムコントロール、画質の向上やフリーズ、ハウリングの解消など技術的な精度も上げてもらいたい、との要望を受けた。

 又、直ちに、日本の介護現場で学んだ成果を生かせる母国での就労先は見当たらないが、時代の要請で必ず生じる。この準備のために、僧院のディケア、訪問リハの実験があり、この進捗と調査ための資金調達について、進展はあったのか。この需要調査を踏まえ、要望に合ったスキルを日本の介護技能実習の中で習得させることが出来れば、先が見えてくる、と指摘があった。

 その後、議事審議を終了し、16時05分 に閉会を宣言して散会した。

以上