2024年度第1回理事会の報告

2024年度第1回理事会の報告

 2024年6月22日(土)14時10分から、2024年度第1回理事会がパルシステム生活協 同組合連合会7階大会議室にて、実出席とWEB出席のハイブリッド型で開催された。
 当日は、理事総数の過半数以上の理事8名全員と監事2名全員が出席し、実出席のオブ ザーバーが11名、WEB出席のオブザーバー7名が出席した。

○特別報告

金澤理事長が、特別報告1「病院と介護施設の外国人介護人材の役割の違い、看護の中の介護と介護の中の看護違い」に関し、当日の要約資料「今、議論を深めたいこと2024年度に向かうにあたり」に基づいて、説明した。
質疑の後、最後に、外国人介護人材の受入れ定着は、日本の介護の説明力の強化、あるいは介護の普遍性の確立の試金石であり、そもそも事業団はその確立を目的としている集団であると、この報告をまとめられた。

○審議事項

第1号議案 代表理事・理事長並びに専務理事の選定の件
・ 議案書に基づき、佐藤理事より提案し、下記の通り、代表理事・理事長並びに専務理事の選定を全員異議なく、賛成、可決した。
◇ 理事長 金澤 剛 (再任) 代表理事
◇ 専務理事 小沼 正昭 (再任)

第2号議案 賛助社員(団体)の入社承認の件
・ 議案書に基づき、小沼専務理事第2号議案の提案要旨並びに宮脇理事が訪問視察報告等を説明し、質疑の後、議場に諮ったところ、下記の賛助社員(団体)入社を全員異議なく、賛成、可決した。
◇ 社会福祉法人晋栄福祉会(理事長 濱田 和則):大阪府門真市

第3号議案 役員(理事)の報酬額の決定の件
・ 議案書に基づき、佐藤理事が第3議案の提案要旨等を説明し、質疑の後、議場に諮ったところ、提案通り、全員異議なく賛成、可決した。

第4号議案 2024年度の機関運営について
・ 議案書に基づき、小沼専務理事が第4議案の提案要旨等を説明し、質疑の後、議場に諮ったところ、下記の通り、2024年度理事会開催の日程並びに定款35条第2項の理事による招集順位について、全員異議なく賛成、可決した。

(2024年度理事会開催の日程)
  ◇第1回理事会:2024年  6月22日(土)14時~パルシステム連合会
  ◇第2回理事会:2024年 10月19日(土)14時~(関西を予定)
  ◇第3回理事会:2025年  1月18日(土)14時~(九州を予定)
  ◇第4回理事会:2025年  4月19日(土)14時~(首都圏を予定)


(定款35条2項に基づく、理事会の招集順序)
  ◇小沼理事→小國理事→佐藤理事→松下理事→宮本理事→宮脇理事

○一般報告
・ 議案書に基づき、小沼専務理事が一括して報告し、佐藤理事、事務局ティダーが登録支援機関報告、宮脇理事が九州ブロック報告を分担して報告、説明し、質疑を行い、下記のことを確認、共有した。
又、アンダマンエイト會田様から、「徴兵制に関する送り出し手続きへの影響(第6報告)」の説明があった。

□ 男性の23歳~31歳までのデマンドレター受付の当面停止が続いている。不確かだが、女性の徴兵も再開する一部報道もある。7期生の受入れは、万全を期して、女性も、7月中旬にオンライン面接を実施し、7月末にデマンドレターを提出できるように準備することを確認した。

□ 又、軍政は、外貨不足解消をから、海外出稼ぎ労働者に対し収入の25%を指定するサービスを利用してミャンマーの家族に送金するよう圧力を掛けているが、パスポートの更新等の折に、この統制を強める動きもある。施設側は、家族への送金はノータッチだと思うが、要注意だ。

□ 円安による、賃金の実質目減りもさることながら、チャット劇安の進行で、現地の法定手数料の支払い(技能実習3,600㌦、特定技能1,500㌦)で、来日にかかる費用の負担が増えている。来日するミャンマーからの人材の来日までの負担をある程度圧縮してあげる方法を考えてやらないといけないようにも思えます。

□ 登録支援機関の支援委託料の改定に伴う、会員との「支援業務委託契約書」の締結を電子契約、電子署名を活用して実施する。送信先の再確認をお願いしたい。

□ 技能実習生との面談は、入国後2年半(4年目の意向確認)のみとすることを確認した。

□ 今年度中に16歳から24歳になるすべての女性が対象に、子宮頸がんワクチン接種の無料に関する情報提供があった。又、実習生とつながる、安全見守る携帯電話「りあんくん」の情報提供があった。

その後、議事審議を終了し、16時30分に閉会を宣言して散会した。

以上